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要旨集について

  • 本大会では、紙の要旨集を全廃し電子版(PDF)での配布のみとします。
  • 要旨集は、スマートフォンなどを用い電子データで閲覧いただくか、各自で印刷してお持ちください。
  • データの配布は、ご登録いただいたメールアドレスに案内をお送りします。
  • メモ用に1冊ずつ大会オリジナルのノートを配布予定です。

タイムテーブル

2024年12月13日(金)

各種委員会・自由集会(13:00~16:00)、理事会(16:00~17:30)、評議員会(17:30~19:00)

2024年12月14日(土) (発表等9:00~18:00、懇親会19:00~21:00)

口頭発表・ポスター発表、総会、シンポジウム、自由集会、懇親会

2024年12月15日(日)(発表等9:00~17:00)

口頭・ポスター発表、自由集会


研究発表演題

口頭発表演題一覧(発表順、クリックで拡大)
(2024年12月6日)一部発表順を変更しました。O-20:鍋島圭→鳥居佳子、O-46:鳥居佳子→鍋島圭
(2024年12月7日)一部発表順を変更しました。O-18:徳本彩妃→永元啓介、O-19:永元啓介→徳本彩妃

ポスター発表演題一覧(クリックで拡大)


自由集会

第30回日本野生動物医学会特別講習会

動物園水族館の臨床獣医師向けの「爬虫類の臨床と病理」

日時:2024年12月13日 開場受付12時30分~ 開始13時~
会場:那覇市IT創造館(外部サイトに移行します)(沖縄県那覇市銘苅2-3-6)大会議室
主催:日本野生動物医学会 臨床・普及啓発委員会
後援:日本獣医エキゾチック動物学会

趣旨

 動物園および水族館の臨床現場で働く獣医師は,日々臨床に関連した数多くの問題に直面しながら仕事を行っている.なぜならば,動物園および水族館で治療対象となる動物は極めて特殊な動物が多いため,大学で学習した知識が役に立たないことが多い.そのため,動物園および水族館の臨床現場では実際に役立つ知識を卒後教育として得ることは極めて重要である.
 臨床普及委員会啓発委員会では,動物園および水族館で勤務する獣医師が臨床現場で役立つ知識を学習する機会を設けるために,本集会を企画した.
 爬虫類が,動物園や水族館の診療対象動物となる機会が多い.そのため,獣医師は基本的な知識ならびに処置方法を知っておく必要がある. 今回は日本獣医エキゾチック動物学会の後援を受け,田園調布動物病院の田向健一先生と日本大学獣医病理学研究室の近藤広孝先生にご講演を頂くことにした.田向先生はエキゾチック動物の臨床に関して,近藤先生はエキゾチック動物の病理学について,それぞれ豊富な知見と経験を持ち合わせておられるゆえに,本自由集会を通して動物園や水族館でも爬虫類の臨床と病理に関する講演を引き受けていただいた.参加者全員のブラッシュアップを期待している.

内容

講演1:爬虫類の臨床―診断と治療― 田向健一(田園調布動物病院)

講演2:爬虫類における病理検査 近藤広孝(日本大学・生物資源科学部・獣医病理学)

参加申し込み

定員:85名(先着順、上記いずれかの学会員優先、参加をご遠慮頂く場合はこちらからメールにてご連絡いたします。)
参加受付:2024年12月1日 12時~

2024年12月1日以降に下記のフォームより参加登録を行ってください。


展示等

「匠の部屋 鳥類臨床」血液学実習

日時:2024年12月14日11:20~12:00・12:30~13:10 12月15日10:50~11:30・11:50~12:30・16:00~16:40(計5回)
会場:沖縄科学技術大学院大学(OIST)カンファレンス・センター ミーティングルーム3
主催:第30回日本野生動物医学会大会実行委員会
協力:鳥類臨床研究会

事前申し込み制です。受付は終了しました。

趣旨

 動物園・水族館獣医師や傷病鳥獣の救護の現場では,日々様々な動物の健康管理,疾病診断が必要である.とりわけ鳥類は病気の進行が早く,迅速な診断,治療が必須である.鳥類の診察を行う獣医師にとって,血液学は様々な疾患を診断するうえで,基本的な知識であり,必須の技術である.そこで本実習は,保定法,採血法,塗抹標本作成,各種血球成分の鑑別,簡易白血球算定法を実施する.これらを通して,鳥類血液学,ひいては一般開業獣医師の鳥類医療の一端に触れてもらう機会を提供することを目的とする.

講師

水上 昌也(鳥類臨床研究会 水上犬猫鳥の病院)


「匠の部屋 精子の部屋」

日時:2024年12月14日10:00~10:40・14:00~14:40 12月15日9:50~10:30・13:00~13:40(計4回)
会場:沖縄科学技術大学院大学(OIST)カンファレンス・センター ミーティングルーム3
主催:第30回日本野生動物医学会大会実行委員会

趣旨

 種の保存において精子の保存は重要な課題の一つであるが,動物から精子が得られる機会は限られている.
 本企画では,精液を用いて活力,濃度,生存率,先体正常率などの検査を行う実習,様々な動物種の精子の形態および精子の保存技術の常設展示,待望の精子グッズの販売を通して,精子の魅力を広く普及することにより,一人でも多くの人が精子に関心をもつ機会を設けることを目的とする.

講師

鳥居 佳子(札幌市円山動物園)
和田 夏海(マリンワールド海の中道)
中島 愛理(沖縄美ら島財団)
福島 志織(よこはま動物園ズーラシア)
白形 知佳(新江ノ島水族館)


シンポジウム

第30回日本野生動物医学会大会特別講演会

希少種保全における野生動物医学の貢献と課題

日時:2024年12月14日(土)15:10~16:00
場所:沖縄科学技術大学院大学(OIST)カンファレンス・センター 講堂

趣旨

体内で起こる様々な現象を観察し,そのメカニズムを解明することで,野生動物医学は希少種の保全に大きく貢献してきた.今回は,野生動物医学が他の分野と連携しながら希少種保全にどのような成果を挙げてきたのか,主にヤンバルクイナの保全活動の事例を紹介する.こうした保全活動に加え,希少種の絶滅リスク要因が複雑化する現在,より効果的な保全策を立案するための取り組みとして,対象種のゲノム情報を活用した研究事例を紹介する.
このような情報に基づく保全手法の高精度化は,絶滅リスクを低減する上で有効であると考えられる.

演者

大沼 学(日本野生動物医学会長・国立研究開発法人国立環境研究所)


第30回日本野生動物医学会沖縄大会シンポジウム

野生動物に関わるチーム獣医療体制の新たな潮流〜動物看護師の役割〜

日時:2024年12月14日(土)16:00〜18:00
会場:沖縄科学技術大学院大学(OIST)カンファレンス・センター 講堂

趣旨

2022年に愛玩動物看護師の国家資格化により、動物看護師の役割は大きく広がり、現在は主に愛玩動物を対象として診療の補助的業務を行うことが出来るようになりました。今後、動物看護師がチーム獣医療を支える大きな役割を担っていくことは明らかです。診療施設の中には野生動物の保全のために野生傷病鳥獣を積極的に受け入れている施設や、野生動物を飼育展示している動物園や水族館なども多くあります。そのような施設においてまだ数は少ないですが動物看護師が獣医師達と共に命と向き合っています。
今回のシンポジウムでは、動物看護師がチーム獣医療体制に重要な役割を担って活動している診療施設の取り組みを紹介すると共に、今後専門職化が進むと予想される動物看護師の必要性について議論したいと思います。

プログラム
趣旨説明

沖縄美ら島財団附属動物病院 院長・獣医師 植田啓一

発表1 どうぶつたちの病院沖縄における動物看護師の日常

発表者:どうぶつたちの病院沖縄 愛玩動物看護師 水野早紀、中村友香

発表2 水族館の生き物たちを守る医療チーム えのすい初!愛玩動物看護師の仕事

発表者:新江ノ島水族館 愛玩動物看護師 矢作茉菜

発表3 海遊館とNIFRELに非公認獣医療チームができるまで

発表者:NIFREL 愛玩動物看護師 恩田紀代子

講演4 アドベンチャーワールドにおける動物病院課業務

発表者:アドベンチャーワールド 愛玩動物看護師 小西優以

発表5 沖縄美ら海水族館における動物看護業務

発表者:沖縄美ら島財団附属動物病院 愛玩動物看護師 中村美里

パネルディスカッション(30分) テーマ「野生動物保全に関わる動物看護師の必要性」

委員会等

日時:2024年12月13日(13:00~19:00)
場所:那覇市IT創造館 IT研修室・大会議室

委員会 13:00~16:00
  広報委員会 13:00~14:00
  野生動物医学会専門医協会 14:00~16:00
  保全・福祉委員会 14:30~16:00
  Wildlife Educational Program打ち合わせ 15:00~16:00
理事会 16:00~17:30
評議員会 17:30~19:00


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